不思議な花?

 植物研究家 吉川益夫

調査場所 鹿児島県曽於市末吉町


5月3日、義理姉から「変わった花が庭に出てきたので見に来て!」と連絡があった。急いで調査に行くと、「うぅーん、地面から直接花が咲いているではないか。見たことがないぞ。不思議な花だなー。何だろう?」

写真の上側にある植物と繋がっているのだろうか?根を調べてみよう。地面を少しずつ掘ってみると、花の下に茶色の太い根茎(赤矢印)があった。さらに調べると茶色の太い根茎から白い根(白矢印)も出ている。なお上側の植物とは繋がっていなかった。


次に、花を拡大して見ると、花の中央部が緑色をしている。葉っぱの芽みたいだ。赤い花弁(舌状花)の下には葉か、萼か、苞か、沢山ある。益々分からなくなった。


5月5日、再度不思議な花の調査に行く。赤い花弁(舌状花)の内側に、小さい花のようなものが見える。赤紫色の矢印が筒状花のようで、黄色の矢印は花粉のようで、緑色の矢印は葉のようです。そして白色の矢印は舌状花と筒状花の間にある葉のように見えます。さらに中央部の尖ったものは葉か、花か、何だろう?


花の部分の作りはある程度分かったが、どうしても花の名前が分からないので、調査を続けて再度報告します。




コメント

  1. 最高ですね😃神崎。

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  2. いいね👍️

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  3. コメント有り難うございます☺️楽しい植物を目指して頑張ります。

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