こんな雲、見たことがない リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 1月 16, 2022 ウォーキング及び植物観察をしていましたら、大蛇のようなもの凄い雲が出ていました。こんな雲は今まで見たことがありません。もう一人で大感動です。雲の名前は分かりませんが、とにかくご覧下さい。また、西側には雲の間から夕日が輝いていました。年月日:2022.1.15夕方場 所:鹿児島県 曽於市 末吉町 深川撮 影:吉川 益夫上の雲と下の雲は繋がっている長~い雲です月も出ていました。分かりますか?黒い雲の間から夕日が輝いています烏がねぐらに帰っていました リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
ハスの花に魅了される 8月 06, 2024 植物研究家 吉川 益夫 調査場所 鹿児島県曽於市 熊本県宇土市 宮崎県三股町 曽於市財部町の願成寺に「歌で曽於市を元気にする会」の件で打合せに行ったら、水鉢にハスが植えてあった。ハスは仏教にとても大切な花ですから願成寺にも植えてあったのでしょう。 残念ながら伺ったのが午後だったので花は咲いてなかったが、蕾がとても綺麗だったのが忘れられません(上の写真)。この世のものとは思えない美しい蕾でした。 因みに、お寺に植えてある品種は「重水花(じゅうすいか)」、「原始ハス」、「金輪蓮(きんりんれん)」の3種ということでした。 その後、ハスの花に魅了されて2カ所のハスの花を見に行ってきたので紹介します。 (基礎知識) ハス科 ハス属 インド原産 多年性水生植物 地下茎を食用(レンコン)にする系統と、花を楽しむ系統がある 花を楽しむ系統の地下茎はあまり太くならず、食用に向かない 開花期:6月~8月 別名:古代ハス、水芙蓉(すいふよう) まず最初に「古代のロマンの花」と言われている大賀ハスの花を見てみよう。 大賀ハスは、千葉県の古い地層から種が発見され、大賀博士が発芽・成育に成功したハスで、2,000年の眠りから覚めた「世界最古の花」で、美しいピンク色の花です。 ハスの花は「泥の中に育っても美しい花を咲かせる」と言われているように、多くの人を感動させています。 ハスの花も色々な種類があるようです。白色、白色で縁だけがピンク色の花もありました。白系のハスの花も清楚な感じがしていいですね。 3つ目の花を見て下さい。中央に変な形のものがありますね。後で説明します。 花の色が赤色に近い花もありました。これは鮮やかでひときわ目立っていました。 珍しい淡い黄色の花も見つけました。管理人さんに話したら、黄色があるとは知らなかったと言ってましたことにびっくりした次第です。 さて、ハスの花は知ってる人が多いですが、葉っぱがどんな形をしているか知っていますか?正確に知ってる人はあまりいないのではと思います! それでは見てみましょう。丸い形をしており、どこも裂けていないのが特徴です。また中心部はほぼ真ん中にあり、この中心部から放射状に葉脈が広がっています。 葉っぱにはま... 続きを読む
見取れてしまうツルニンジン(蔓人参) 10月 20, 2023 植物研究家 吉川益夫 撮影場所 鹿児島県曽於市財部町 曽於市の植物を全部見ようと植物調査に出掛けています。今回はツルニンジンの紹介です。 ツルニンジンを毎年どこかで探し観察していますが、何回見ても飽きが来ない花の一つです。 キキョウ科 ツルニンジン属 和名の由来:根が朝鮮人参に似ており、蔓性であることから 花期は8〜10月 蕾の時は、萼が花弁のようになっていて、薄緑の紙風船のように見えます。 萼が開き始め、中の花弁が見えてきました。 花はおしとやかに下向きに咲きます。 花弁の外側は白(緑)色で、基部に薄い紫褐色の横筋と縦筋が見えます。 花弁の先端は5裂し反り返ります。内側に紫褐色の斑点があるのが特徴です。 花弁の一部を剥がして、もっと詳しく見てみましょう。黄緑色の子房に黒色の五角形、花弁の基部に円形で幅広の紫褐色、花弁のやや上に円形の細い紫褐色、そして全体的に紫褐色の縦筋があり、見事なデザインとなっています。 もっと細かく見てみましょう。黒の五角形の上に白い五角形が見えます。これは花弁の基部の幅広の紫褐色は円形だと思っていましたが、幅広の下部は見事な五角形になるよう計算されていたのです。 また、この白い五角形の辺の中央が黒い五角形の頂点に重なるように計算されていたのです。ここだけを見ても見応えがあります。 さらに、上側に細い円形の茶褐色がありました。これはそのまま円形になっています。 これらを頭に入れて下側から順に見て見ましょう。最基部に黄緑色の五角形、黒い五角形、白い五角形、幅広で紫褐色の円形、白い円形、細い紫褐色の円形、最外側に紫褐色の縦筋入り斑点となっています。ツルニンジンの驚くべきデザイン力にびっくりです。 次に、雄しべと雌しべです。雄しべは5本、雌しべは1本です。雄しべは花弁の裂けた部分に位置し、黄色い葯が花に彩りを添えています。真ん中に見える雌しべの柱頭は丸く、その中心が三角形になっており、これまた花をより一層美しくしています。再度ご観賞下さい。 上の写真は雌しべが丸くなっていましたね。いわゆる花粉が活動する雄性期(雄として働く時期)で、中心の雌しべはまだ眠っている状態です。 下の写真を見て下さい。中心の雌しべが3裂しています。いわゆる雌性期(雌として働く時期)です。ツルニンジンは雄しべと雌しべが一緒に活動するのではなく、時期をずらして活動しているのも一... 続きを読む
不思議な花? 5月 09, 2025 植物研究家 吉川益夫 調査場所 鹿児島県曽於市末吉町 5月3日、義理姉から「変わった花が庭に出てきたので見に来て!」と連絡があった。急いで調査に行くと、「うぅーん、地面から直接花が咲いているではないか。見たことがないぞ。不思議な花だなー。何だろう?」 写真の上側にある植物と繋がっているのだろうか?根を調べてみよう。地面を少しずつ掘ってみると、花の下に茶色の太い根茎(赤矢印)があった。さらに調べると茶色の太い根茎から白い根(白矢印)も出ている。なお上側の植物とは繋がっていなかった。 次に、花を拡大して見ると、花の中央部が緑色をしている。葉っぱの芽みたいだ。赤い花弁(舌状花)の下には葉か、萼か、苞か、沢山ある。益々分からなくなった。 5月5日、再度不思議な花の調査に行く。赤い花弁(舌状花)の内側に、小さい花のようなものが見える。赤紫色の矢印が筒状花のようで、黄色の矢印は花粉のようで、緑色の矢印は葉のようです。そして白色の矢印は舌状花と筒状花の間にある葉のように見えます。さらに中央部の尖ったものは葉か、花か、何だろう? 花の部分の作りはある程度分かったが、どうしても花の名前が分からないので、調査を続けて再度報告します。 続きを読む
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