花と蝶
6月20日過ぎ、花に蝶が沢山飛んできている。 綺麗な蝶なので多くの人に見て貰いたいと掲載しました。 執筆者・写真撮影:吉川 益夫 最初は、キオビエダシャク(黄帯枝尺) 蝶と思っていたが、シャクガ科に属する蛾の一種である 一般的な蛾の成虫は天敵から身を守るために夜行性だが、キオビエダシャクは昼行性でしかも目立ちすぎる羽を持っている 黄色の帯をまとい、ヒョウモンチョウに負けないほど派手な文様をしている 残念ながら、幼虫はイヌマキ、ラカンマキ、ナギの害虫として知られる 困ったことに、害虫なのに年に4回ほど発生する 写真は、フロックスとリアトリスの蜜を吸いに来たキオビエダシャク 次に、ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋) 幼虫はスミレ類を食草とし、野生のスミレ類のみならず園芸種のパンジーやビオラなども食べるので要注意である 雄と雌は羽の色が異なり、羽の先に黒い模様がある雌が綺麗であるる スミレ類を食べるのに、成虫は4~4回発生する リアトリスに飛んできたツマグロヒョウモン(雄) 因みに、雌は黒い模様を持ち、雄より綺麗である(ウィキペディアより) 3番目に、モンシロチョウ(紋白蝶) 雄は雌を見つけると追いかけて交尾を行う。モンシロチョウは2匹~数匹が固まって飛んでいるのがよく見かけられのは、メスを複数のオスが追いかけてるからである 幼虫の食草は、キャベツ・ハクサイ・ブロッコリーなどのアブラナ科植物で、農業では放置出来ない害虫である 害虫なのに年に4~5回ほど発生する 最後に、ナミアゲハ(並揚羽) アゲハチョウは種類が多く、代表的なのがナミアゲハ。ナミアゲハはミカン科の植物に産卵する これも綺麗とばかりは言ってられない。ミカン科の葉を食害するので要注意である