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クジャク(孔雀)サボテン

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この世の物とは言えぬ、鮮やかで美しい花を紹介します。 サボテン科  クジャクサボテン属 原産地:メキシコ南部~アルゼンチン 光沢のある鮮やかな赤とピンクの混じっているのが花の特徴 通常のサボテンにあるトゲがないのが特徴 植物体は、平たい板のようになっており、これは茎が変形したもので茎節、葉状茎という 夜に咲く花として有名な月下美人は、クジャクサボテンの仲間  撮影場所:鹿児島県曽於市末吉町  撮影・執筆者:吉川 益夫 緑の葉のように見えるのは茎(茎節、葉状茎) 中央に飛び出しているのが雌しべで、8裂している 後ろから見てもこんなに美しい

ヨウラクツツアナナス

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ヨウラクツツアナナス(瓔珞筒アナナス) 今回はカラフルで、かつ独特な色の配色をしている神秘的なヨウラクツツアナナスを紹介します。この花を見ると毎回感動し、いつまでも見ていたい気持ちになります。 パイナップル科 ツツアナナス属 ブラジル東部を中心に分布し、ほとんどが樹上に着生し、まれに岩上や地表に生育する。 開花期は3月~5月上旬 花は、10~15個で、細い柄があって垂れ下がる 苞は、花茎を包み桃赤色で最も目立つ 萼は、白桃赤色で短く3裂し、縁が青紫になる 花弁は、黄緑色で青紫色の縁どりがあり3枚 花弁の先端部は、反転したり背面に巻き込むことが多い 雄しべは、6個で花弁より少し短い 花頭は3裂する     撮影場所:鹿児島県 曽於市    撮影・執筆者:吉川 益夫 上の写真:ピンク色に見えるのが花茎を包む苞 左側のピンク色が萼、外側に巻いてる(黄緑色に青紫色の縁どり)のが花弁    左から雌しべ、雄しべ(6本)、花弁(3枚)、萼(分かり易いように広げた) 花の部位が分かったところで、もう一度全体を見て下さい 黄色く見えるのが雄しべの葯